日テレ 集団暴走誘発? 系列会社スタッフ少年らに撮影予告


産経新聞 2007年3月26日付朝刊

  日本テレビが平成18年8月に放映した情報番組「NEWSリアルタイム」で特集したJR前橋駅周辺の集団暴走報道をめぐり、取材スタッフが暴走に参加した 少年らに事前に撮影予定を伝えていたことが25日、群馬県警の調べで分った。県警は、テレビ取材が大規模な集団暴走を誘発した疑いがあるとみている。
 県警などによると、特集は18年8月28日夕、「パトカー囲み集団挑発・憤激!群馬県警VS暴走族」のタイトルで、JR前橋駅周辺で改造バイク数十台が 蛇行しながら集団暴走している様子を放映した。撮影は日本テレビ系の制作会社「NTV映像センター」のスタッフが担当、計2回行われ、県警は、集団暴走し たし少年ら計23人を道交法違反の疑いで逮捕。調べなどに対し、このうち約20人の少年らが「テレビ撮影があるから来て走った」と供述し、仲間から事前に テレビ撮影があることを聞かされていたことを認めた。
 その後の調べで、取材スタッフが駅前にいた少年に「来週またくるからな」と伝えていたことも判明。暴走後には、少年の携帯電話に取材スタッフが電話をかけていたことも通信履歴などからも判明したという。

  テレビ番組のやらせに関しては最近「発掘あるある大辞典」が問題になった。教養系のバラエティ番組で視聴者は子供から大人に至り、世間の影響力は莫大なも のである。「納豆ダイエット」を始め他にも幾つか捏造は取沙汰されたが、番組の中で有名タレントが司会、解説をして、そして大学の教授がコメントをしてお り、一般の人なら誰もがその効果について信用してしまう。そしてその教授のコメントを嘘のコメントに編集するなど本当に考えられない光景である。
 視聴率を上げるためや、ネタ不足などが上げられているが、メディアは「第二の権力」とか「メディア操作」という言葉をよく耳にする。メディアを通しての 影響力そして大切さは、この仕事に携わっている以上よく理解している筈である。そして今回は選りによってニュース番組である。何故この様な人たちが番組制 作に携わったのか疑問に思う。バラエティならともかく教養番組やニュース番組でこの様な問題が平気で蔓延れば、この種の番組を放送していても本気で見るこ とが出来なくなってしまう。早急に信頼回復の手立てを打つべきである。


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